JR大阪駅西口より徒歩4分。新鋭の都市型病院。

麻酔科

Anesthesiology

麻酔科の特色

当院では、行われる全身麻酔のすべてを麻酔科専門医が担当し、患者さまにとってベストな周術期管理を提供できるようにしています。
手術が予定されますと、手術前に必要な検査を行い、全身状態の評価をさせていただきます。そして、麻酔科医が術前診察にて、手術を受ける患者様に麻酔についてできるだけわかりやすく説明させていただき、安心して手術がうけられますようにこころがけております。
当科は、術後の痛みの管理にも力をいれております。整形外科の膝関節、肩関節の手術に対しては、神経ブロックを、股関節の手術、腹部手術に対しては、硬膜外ブロックを行い、術後の痛みを軽減するようにしています。また、ブロックを行わない場合でも、経静脈的持続鎮痛法を用いて、術後の痛みを軽減するように取り組んでいます。

医療設備・装置

当院手術室は自動麻酔記録システムを導入しています。このシステムにより麻酔記録が自動化、デジタル化されました。また、日本麻酔科学会の「安全な麻酔のためのモニター指針」を遵守し、血圧、心拍数、心電図、パルスオキシメトリーによる動脈血酸素飽和度、呼吸気ガスモニターによる呼気二酸化炭素分圧や酸素および麻酔ガスの濃度、体温、脳波を解析して麻酔の深さを数値で表す装置(BISモニター)、動脈圧心拍出量測定(フロートラックセンサー)、筋弛緩モニターにて連続的にモニターし、安全な麻酔管理に努めています。また、麻酔用の超音波装置を使用し、確実な神経ブロック、血管確保を行っています。

診療実績

麻酔管理件数の年次推移

担当科 外科 婦人科 整形外科 泌尿器科 形成外科
2022年 全麻(吸入) 118 73 7 122 4 1,040
全麻(TIVA) 64 278 2 43 3
全麻+硬,伝 15 2 292 5 3
2023年 全麻(吸入) 72 7 6 86 8 1,122
全麻(TIVA) 115 338 9 90 10
全麻+硬,伝 29 1 341 7 2

 

認定情報

日本麻酔科学会認定施設

医師紹介

  • 麻酔科部長 兼 中央手術部長

    早助 弓子

    はやすけ ゆみこ

    専門分野

    麻酔全般・ペインクリニック

    担当診療科

    麻酔科

    資格・学位・経歴

    麻酔科標榜医
    機構専門医(麻酔科)
    日本麻酔科学会認定指導医
    医学博士(大阪大学)、AMAT隊員
    医療安全管理者

    治療に対する座右の銘

    「手術室には守護神がいる 」そのような麻酔科医でありたいと思っています。

  • 医長

    萬代 裕子

    まんだい ひろこ

    専門分野

    麻酔全般

    担当診療科

    麻酔科

    資格・学位・経歴

    麻酔科標榜医
    機構専門医(麻酔科)
    日本麻酔科学会認定指導医

    治療に対する座右の銘

    手術を受ける患者さま各々が、より安全に、可能な限り安寧に周術期を過ごされる様に御手伝いします。

  • 医長

    朝倉 芳美

    あさくら よしみ

    専門分野

    麻酔全般

    担当診療科

    麻酔科

    資格・学位・経歴

    麻酔科標榜医
    機構専門医(麻酔科)
    日本麻酔科学会認定指導医
    日本医師会認定産業医

    治療に対する座右の銘

    手術を受けられる患者さまに、安心して麻酔を受けていただけるよう心がけています。

  • 医長

    春日 千春

    かすが ちはる

    専門分野

    麻酔全般

    担当診療科

    麻酔科

    資格・学位・経歴

    麻酔科標榜医
    機構専門医(麻酔科)
    日本麻酔科学会認定指導医

    治療に対する座右の銘

    患者さまに安心して手術を受けていただけるように、安全な麻酔管理に努めます。

  • 医長

    松田 千栄

    まつだ ちえ

    専門分野

    麻酔全般

    担当診療科

    麻酔科

    資格・学位・経歴

    麻酔科標榜医
    機構専門医(麻酔科)
    日本麻酔科学会認定指導医

    治療に対する座右の銘

    おひとりおひとりに対し、最善と思われる方法を考え、少しでも不安を取り除くことができるよう、丁寧な診療を心がけます。

よくあるご質問

  • 手術中に目が覚めることはないですか

    全身麻酔中の術中覚醒をモチーフにした「アウェイク」というアメリカ映画がありますが、術中覚醒の頻度は0.2%程度といわれています。麻酔科医は、そのようなことが起きないように、常に、患者さんの頭のそばにいて、麻酔管理を行っています。BISモニターという脳波モニターで、麻酔の深さをモニターし、麻酔薬の調節を行っています。

  • 麻酔が覚めないのではないかと心配です

    全身麻酔は必ず覚めます。
    全身麻酔に使用する薬は、体の機能が正常に保たれている限り、時間がたてば、体の中で分解されたり、体外へ排泄されます。
    たとえば、吸入ガスでは、肺から吸収されて直接脳に効きほとんど代謝されずにまた肺から排泄されます。ガスを流している間はずっと麻酔が効き、止めると吸入ガスが呼吸とともに排出されて、目が覚めてきます。

  • お酒をよく飲むのですが、全身麻酔は効きますか

    たしかに、麻酔薬の効果には個人差はあります。しかし、通常量の麻酔薬で効果のない人はほとんどいませんし、その方に適した必要量を投与します。

  • 手術の後は痛いですか

    麻酔科医は手術の後の痛みを少なくすることにも力を入れています。手術後の痛みをとる方法は色々あります。手術方法、手術の場所により、一番適した除痛法を行うようにしています。たとえば、膝関節の手術では大腿神経ブロックを、肩関節の手術では腕神経叢ブロックを、股関節の手術では硬膜外ブロックを行っています。患者様が痛みを訴える前に除痛するように心がけてはおりますが、痛い時は遠慮なくおっしゃってください。

お問い合わせ先

代表電話番号

06-4795-5505

受付時間

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休診日

日曜日、祝日、第1・3・5土曜日、年末年始(12月29日~1月3日)

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