女性泌尿器科ウロギネセンター
Female Urology & Urogynecology Center
女性泌尿器科ウロギネセンターの特色
大阪中央病院では、悩まず安心して診療が受けられるようにさまざまな配慮をしています。女性がひとりで悩まされることの多い尿もれ(尿失禁)や膀胱瘤、子宮脱などは女性泌尿器科ウロギネセンターで対応しています。
『ウロギネ』は泌尿器科と婦人科の境界領域の疾患を見るセンターとしてurology(ウロロジー、泌尿器科)とgynecology(ガイネコロジー、婦人科)を縮めたものです。
主な診療疾患
尿もれ(尿失禁)
治療法:TVT、ボトックス
『咳をすると尿がもれてしまう』、『走ると尿がもれてしまう』、『尿を我慢できずにもれてしまう』などが尿もれ(尿失禁)の症状です。40歳以上の女性の約4割が、この症状を抱えているとされています。治療方法には薬物療法、体操と手術療法があり、手術療法にはTVT法、TOT法、ボトックス膀胱内注入療法が含まれます。当院では、これらの治療法すべてに対応しております。
尿失禁について詳しくはこちら
膀胱瘤、子宮脱(骨盤臓器脱)
治療法:TVM、LSC
『お風呂に入ったとき、股にピンポン玉ぐらいのものを触れる』、『夕方になると臓器が下がっている感覚がある』といった症状は、膀胱や子宮が膣から突出する膀胱瘤や子宮脱(総称して骨盤臓器脱と呼ばれます)の可能性があります。症状のない人を含めると閉経後の女性の約4割に骨盤性器脱があると言われています。治療法は体操、ペッサリーリング、そして手術療法があり、手術療法には膣からアプローチをするTVM法や、腹腔鏡手術によるLSC法が含まれます。当院では、これらの治療法すべてに対応しております。
膀胱瘤、子宮脱について詳しくはこちら
診療実績
手術実績(2023年度) | 件数 | |
骨盤臓器脱手術 | 経腟メッシュ手術(TVM) | 49 |
腹腔鏡手術(LSC) | 6 | |
尿失禁手術(TVT、TOT) | 12 |
医師紹介
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副院長兼婦人科部長
松本 貴
まつもと たかし
専門分野
子宮内膜症・子宮腺筋症・子宮筋腫・卵巣嚢腫などに対する腹腔鏡下手術・難治性子宮内膜症性疼痛、慢性骨盤痛に対する包括的治療
担当診療科
婦人科
資格・学位・経歴
医学博士
日本産科婦人科学会専門医
日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医・技術認定医技術審査委員・評議員
近畿産婦人科内視鏡手術研究会理事長治療に対する座右の銘
以下の3項目が分かりやすい手術を重視しています。
・精細な手術手技
・術者の意図(チームワーク)
・術野が明るい(ホワイトサージェリー)婦人科手術のエキスパートとして、20年以上にわたり、数多くの患者さまの治療に携わってきました。患者さまのQOL向上に貢献できるよう、常に最新技術の習得に努めています。これからも、患者さんが安心して治療を受け、笑顔で退院できるよう、全力でサポートいたします。
担当と診療形態
当センターは泌尿器科のスタッフが担当、完全予約制となっています。
お問い合わせ先
代表電話番号
06-4795-5505受付時間
9:00~12:00/13:00~17:00
休診日
日曜日、祝日、第1・3・5土曜日、年末年始(12月29日~1月3日)