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コラムカテゴリ:整形外科

人生100年時代を健康に生きる Aiロボティック人工関節センター

公開:2025.02.26

更新:2025.04.07

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Aiロボティック人工関節センター

人生100年時代を健康に生きるために、歩行機能に影響を与える膝や股関節の変形性関節症など運動器疾患も健康寿命に直結する病気です。

当院では、人工関節手術の術前計画から手術、リハビリテーションに至る一連の過程に「Ai・デジタライゼーション×ロボティクステクノロジー」を導入することで医療DXを推進し、良質な医療による患者さまの満足度の向上、早期の社会復帰を目指しています。

先進技術を利用した人工関節置換術

当院では、手術精度の向上のためCTやMRI画像をもとに患者さまごとにオーダーメイドで作成した骨切りガイド (Patient Specific Instrument=PSI)とAiアシスト機能を有する3次元手術計画ソフト Zed view(Lexi社)、ナビゲーションシステムを用いて人工関節手術を行ってきたが、2021年1月にMakoを導入しロボット支援下人工関節手術を開始しています。

実際の手術の流れ

①術前準備 ― CT画像を用いた3次元術前計画の作成

②レジストレーション

専用プローブで骨表面の40ポイントを登録し、患者さまの骨の位置を赤外線通信でロボットに認識させます。

③術中の靱帯バランス調整 -Dynamic joint balancing

これまでの外科医の勘に頼っていた感覚を数値データで可視化、リアルタイムに骨切除量を微調整します。

④ロボティックアームの制御化に骨切除

・外科医がロボティックアームの制御下に骨を切除し、人工関節を設置します。

・指定範囲外に刃先がはみ出ないようにブロックされることで、血管・神経損傷などの合併症を防ぎ、安全、正確に骨切除可能です。

・実際、Makoでは0.1°/0.5mm単位の精度で術前計画どおりに実施、再現することが可能です。

MakoTKAのメリット

・3次元CT画像でのコンピューター支援術前のプラニング

・ひざの靭帯バランスを数値で可視化、骨切り前に微調整調整が可能

・正確な骨切り

 精度が高く、誤差が小さい

・高い安全性

 視覚、聴覚、触覚による制御で合併症やヒューマンエラーを低減

・インプラント設置の向上による人工関節の長寿命化が期待できる

・手術侵襲の軽減と出血・術後血種の抑制による疼痛の軽減                                              

・自然な膝関節の再現により患者さま満足度の向上の可能性

Makoを使用した人工股関節手術

MakoTHAメリット

・3次元CT画像でのコンピューター支援術前のプラニング

・ひざの靭帯バランスを数値で可視化

 骨切り前に微調整調整が可能

・正確な骨盤のリーミング(切削)

 精度が高く、誤差が小さい

・高い安全性

 視覚、聴覚、触覚による制御で合併症やヒューマンエラーを低減

・インプラント設置の向上による術後の脱臼リスクの低減

・手術侵襲の軽減と出血・術後血種の抑制による疼痛の軽減

・自然な股関節の再現により患者さま満足度の向上の可能性

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代表電話番号

06-4795-5505

受付時間

9:00~12:00/13:00~17:00

休診日

日曜日、祝日、第1・3・5土曜日、年末年始(12月29日~1月3日)

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