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コラムカテゴリ:放射線科

MRI(磁気共鳴画像装置)

公開:2025.02.27

更新:2025.03.11

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MRI

MRIとは磁気共鳴画像装置(Magnetic Resonance Imaging)の略で、非常に強い磁石と電波を利用して体の内部の状態を検査します。

2022年1月に新規MRI装置が導入されました。新たなMRI装置は超伝導高磁場(1.5テスラ)MRI装置(シーメンスヘルスケア社製 MAGNETOM Altea)。

この装置の特徴は、ガントリ大口径による快適性向上・最新技術による高速検査・AI技術搭載・磁場均一性向上などの高画質化などです。

SIEMENS社製:MAGNETOM Altea

検査の快適性向上

国内超電導型MRIでは最大口径に類する70cmのオープンボアであり、検査中の閉塞感を感じにくくなっております。また、静音技術『Quiet Suite』を搭載し、最大97%の騒音を除去しながら検査することができます。

高速撮像検査

この装置は従来使用されてきた高速撮像技術パラレルイメージングに加えて、高速撮像『SMS・CS』を備えており、従来より最大63%の撮像時間で最適な画像を得ることができます。

AI搭載や均一性能向上による高画質検査

AIによる『Deep Learning技術』を用いて実際に撮像した画像よりノイズの少ない画像や分解能の高い画像の再構成が可能です。また、磁場補正機構『CoilShim』を用いて患者様の体格による磁場の乱れを抑え、均一で最適な画質を提供できます。

 

これら特徴を生かすことにより、これまで「MRI検査って苦手だな」「うるさいんでしょ」という方でも気軽に検査を受けて頂ける装置となっております。

 

もちろんX線ではなく磁場を用いるので、被ばくがない低侵襲な検査となっています。

いろいろな断面画像を得ることができ、病気の状態、大きさ、形状に関する情報を観察することができます。特に『脳梗塞や脳出血などの脳卒中検出』や『認知症や脳萎縮の検出』にも優れており、早期発見・早期治療への足掛かりとなりうる検査です。また、造影剤を使うことなく脳血管を観察することができ、脳動脈瘤等の診断にも有用です。

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