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コラムカテゴリ:皮膚・形成外科

にきびの治療法と治療例

公開:2025.01.16

更新:2025.03.11

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にきびの診療

皮膚のぶつぶつ(座瘡(にきび)湿疹、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、接触皮膚炎(かぶれ)、など、当科では外用剤、内服薬を中心に治療をします。必要に応じて点滴治療や漢方治療も行います。

座瘡(にきび)

座瘡は通常、思春期以降に発症し、青年期以降には自然に軽快する顔面やその他の脂質代謝異常、角化異常、細菌の増殖が関係した病気です。初めは微小面皰という‘にきびの前段階’、次に開放面皰といういわゆる‘白にきび’の状態、次に炎症を起こした‘赤にきび’、膿疱、そして瘢痕から色素沈着と変化しますので、その段階によって異なる治療が必要となります。現代では美容への意識が高くなり、にきび跡への治療を含めて治療を希望される方が増えています。当院では外用剤や抗生剤の内服を中心にビタミン剤の内服や必要に応じて漢方薬の内服も併用して治療を行っています。またスキンケアやメイクアップの指導も行い、当科で推奨している低刺激性の化粧品もご紹介していますので気軽にご相談ください。また、にきび跡には必要に応じて自費診療でケミカルピーリングも行っています。男性の方でも治療を工夫することでにきびの改善とともにお肌もきれいに変わっていきますので、気軽にご相談ください。

ケミカルピーリングでの治療例

治療前
グリコール酸4回施術後

にきびは消え、にきび跡も薄くなり、更に凸凹が目立っていた肌もなめらかになっています。このようにケミカルピーリングを重ねて行うことにより、にきびの治療とともににきび跡の治療も行うことが出来ます。 当院では、イオン導入も行ってますので、ケミカルピーリングと併用することで更ににきび跡が薄くなることが期待出来ます。

アレルギー検査(アトピー性皮膚炎、蕁麻疹など)

アトピー性皮膚炎は小さいお子さんから中高年の方まで様々な年齢層の方が長期に及んで治療を必要として来院されます。多くの方は家族歴や何らかのアレルギーがあり、ストレス環境やアレルギーを起こしやすい原因物質(アレルゲン)との接触などにより悪化と改善を繰り返しています。当院では生活指導やスキンケアを行いながら、外用剤や内服薬を中心に治療を行います。またアレルゲンとの接触を避けるために、RASTという血液検査を行ってアレルギーを起こしやすい物質(アレルゲン)の検索を行い、検査結果に基づいてアレルゲン除去について指導を行っています。
これは蕁麻疹の原因検索にも役立つ検査です。蕁麻疹もアトピー性皮膚炎と同様に、慢性的に経過することが多い病気です。その原因にはアレルギー性と非アレルギー性のものがありますが、アレルギー性の蕁麻疹の原因の一つとなるアレルゲンの検索にもRASTを行っています。 アレルギー検査は必要に応じて行いますが、過去に様々なアレルギー症状を起こしたことがあるなどの理由で検査をご希望される場合はその旨をお伝えください。
*尚、スクラッチテスト、プリックテストは行っていません。

パッチテスト(接触皮膚炎)
接触皮膚炎は日常多く見られる病気です。原因を特定して、その原因との接触を断つことが出来れば根治可能な病気です。当院では原因検索のために一般的な金属や薬品類の他、持参品のパッチテストも積極的に行っていますので、ご希望があればお伝えください。

パッチテストキット

皮膚のできもの(良性・悪性腫瘍、脂漏性角化症など)

当院では、良性腫瘍と悪性腫瘍(がん)の鑑別のため、ダーモスコピーを積極的に行っております。
場合によっては、皮膚生検などの検査を取り入れていますが、形成外科と適宜連携して、整容面にも考慮して検査をおこなっております。
総合病院であること、都心にあることのメリットを活かし、必要に応じて他科や他病院と連携して治療を行っていきます。
ダーモスコピー

皮膚の感染症(帯状疱疹、蜂窩織炎などの細菌感染、足/爪白癬などの真菌感染、ウイルス感染)

外用剤や内服薬を中心に必要に応じて点滴治療を行います。痛みのひどい帯状疱疹に対しては、痛みを和らげる治療を積極的に行い、苦痛を軽減する工夫をしています。

当科では、イボの治療や脂漏性角化症などの良性腫瘍の治療に噴霧式の液体窒素を導入しています。噴霧式では、従来の綿棒を用いた液体窒素の治療で改善しなかった症例にもより効果が見られるようになりました。
噴霧式液体窒素

 

 

 

 


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